ブログでの面白い文章の書き方のコツを教えるライティングクリエイト講座・番外編①「インプット」の話です。

 

インプットとはつまり「知識を入れること」。

 

ライティングクリエイト講座⑤「キャッチフレーズのオマージュ」の時にも「インプットすることが重要」という風に書きましたし、そこでもインプットの大切さについていつか話すと予告もしていました。

 

この話は後の方で話すつもりだったのですが、自分の中で「インプットってやっぱり大事だなー」と改めて強く思い始めたのでその気持ちの熱が冷めないうちに書いておこうと思った次第です。

 

やはり文章というのはライティングクリエイト講座②「本音と自己開示」でも話したように本音が大事ですからね。熱意があるうちに書いた方が思いが伝わりますから。

 

ただライティングクリエイト講座の「面白い言葉に法則がある」とは少し外れる話になると思ったので「番外編①」としました。②以降はないかもしれませんが、もしあった時の為の保険として①としておきます。

 

このインプットは今までいくつかお話してきたような「テクニック論」ではなく「マインドセット」です。これまでにも「限定的不合理の概念」のようにマインドセットの話もしましたが、その中でも特にこれは話が抽象的だったり説教臭くなってしまうかもしれませんがお付き合いくださいませ。

「面白いかどうかは内容次第です。」

これはライティングクリエイト講座開設のきっかけの話として挙げた、他の記事での「面白い文章の書き方」の説明ですね。

 

それを言っちゃおしまいだろ!と思うところもあるけど真実でもあります。

 

人は自分が興味のある内容なら食い入るように見てくれるし、逆に興味が無ければどんなに面白い文章であっても見てはくれない。

 

「iPS細胞を来春からヒトへ試験適用することを政府が検討中」

 

仮にこんな記事が出たとして、健康に興味がある人なら食い入るように見るでしょう。そしてそれは内容に興味を惹かれただけなので、別に面白い文章である必要はないわけです。さらに言えばその文章の信頼性さえ担保されていれば書き手が誰だろうとあまり関係はなく、時事通信だろうと日経ニュースだろうとどうでもいいわけです。東スポとか週刊実話だとさすがにアレだけど。

 

逆にいくら面白かろうがお笑いに興味が無ければM-1グランプリなんて見ない。漫才は「ただ面白いだけ」で、見た人の生活に役に立つような知識を与えてくれるわけではありませんからね。

 

だから「面白いかどうかは内容次第です。」という意見には私も何の反対もありません。しかし

「どうせ内容次第なんだから書き方は面白くなくても良い」というわけではない。

ここが私の意見の違うところ。

 

 

今までに話したような「文章を面白く書くためのテクニック論」というのは料理で言うなら「どんな風に調理や味付けをしていくか」ということに重きを置いて話しています。

 

ただし当たり前ですが料理には素材が必要です。その素材はなるべく良質なものの方が同じ調理や味付けをしてもより美味しくなる。

 

そもそもこのライティングクリエイト講座の最終目標は「書き手がどんな人なのか読み手に興味を持たせること」、つまり「ファンにすること」にあり、そのための手段として「なるべく面白く文章を書く」ということを提唱しているわけです。

 

それは少し意識するだけで面白い文章を書けるテクニックもさることながら「内容も面白い」のなら申し分が無い。

 

要するに

・内容が面白い
・表現の仕方や書き方が面白い

両方を満たせばもっと面白くなるでしょ?というごく単純な話なのです。

 

だからテクニック論だけでなく「内容も面白くしましょうね」というのが今回の「インプット」の話であり「面白いかどうかは内容次第です。」の本旨にあたります。

 

既存のものを組み合わせて新しいものが生まれる

なぜ知識を入れること、インプットが大切なのかというと

「新しいものを創造するのは既存のものの組み合わせ」

ということがあるからです。つまり新しいものはインプットをすることで生まれる。

 

例えば「携帯電話」は今でこそ一人一台持っていて当たり前なくらい生活のスタンダードになっているものですが、登場したときはものすごく画期的で新しい商品でした。

 

なぜ携帯電話が画期的で新しかったのか?「持ち運びが可能な通信手段」というのはポケベルなどがすでに存在していました。「電話」は受話器を使った固定電話が存在していました。

 

しかし「持ち運びが可能な電話」は存在していなかった。

 

「持ち運びが可能な通信手段」× 「電話」 

 

という既存のもの同士を組み合わせることで新たな価値が生まれたのです。

 

これは物に限りません。以前話したさまぁ~ずの「悲しいダジャレ」だって

「ダジャレ」 × 「悲しさ」

という既存のものを同士を組み合わせることで新たな笑いを生んでいます。

 

「無からは有は生じない」

 

という哲学で有名なフレーズがありますが、正にこれだと思います。

 

よく「宇宙」の誕生について「何もないところからビッグバンが起こった」と説明されることがありますが、現在では「何もなかったのではなく、そこにあったものが姿を変えた」とも言われていて、個人的にはこちらの方がしっくりくると思います。

 

話が大きくなり過ぎたので「面白い文章の書き方」に戻しますが、文章の内容を面白くするにはインプットが必須です。

本を読んでインプットを増やす

インプットには色々な方法があります。

 

買い物に行くのも良いし、映画を見るのもいいし、ただブラブラ街に出かけてもいいし、学校に通って勉強するのもいいし、人と会って話すのも良い。

 

その中でも一番簡単で効率が良いインプットは「本を読むこと」です。

 

本というのはその分野における専門家が長年かけて蓄積した知識やノウハウを1000円くらいで、ほんの数時間~数十分ほどの時間で自分のものにすることが出来るのでコスパが良い。人に会う必要もないし、その辺の書店に行くだけで良い。自宅に居ながらでも電子書籍を買えば良い。

 

ただ買い物に出かけるだけでは特にインプットが得られない可能性が高いですからね。

 

そして本を読むことで得られた知識や新たな価値観を持って何かをすれば、それによって新たな気づきが生まれる可能性がある。これが既存のものと既存のものを組み合わせて新しいものを作るということです。

 

例えばマーケティングをテーマにした本に「お客様の生の声は貴重!」ということが書いてあったとしましょう。

 

もちろんその知識を得るだけでも十分な成果はありますが、その本を読んだ後に飲食店の「お客様アンケート」を見るとどうでしょうか?

 

「客からしたらアンケートなんてめんどくさいだけだけど、それだけお店は『お客様の生の声』を欲しがっているんだな」

と、それまでとは違う視点で考えることが出来るのではないでしょうか?

 

そうすればあなたの中に

「お客様の生の声というのは非常に大事です。例えば飲食店のアンケートって客としてはすごく面倒くさいですけど、店としてはそれだけお客様の生の声を聞いてサービス改善に役立てたいと思っているのです。」

 

という本の知識に自ら体験して感じたことを上乗せした新たな情報が生まれます。本を読んでいなければ

 

「アンケートとかめんどくせーわ!」

 

で終わっていたことでしょう。

 

知識を得ることで自分の中に「既存のもの」を多くストックしていき、ふとした時に引き出すことで新たな価値を生み出す機会を増やせるのです。

本 × 本 × 本 ×・・・で新たな価値を

読んだ本とはまた別の本を読むことで「これってあの本と同じこと言ってるな」なんて共通点を見つけることが出来るかもしれない。これも新たな価値と言えます。

 

面倒くさいかもしれませんが、色々な本を読んでインプットすることはオススメです。それがオリジナリティを生み出せるからです。

 

例えばドラッカーの「マネジメント」を読んだとしましょう。ビジネス分野ではかなり有名な書籍なのでたくさんの人が読んでいるでしょうね。

 

しかし

 

1.「マネジメント」を読んだ

2.「究極の男磨き道 ナンパ」を読んだ

3.「ギョギョギョ!おしえて!さかなクン」を読んだ

 

これらをすべて満たす人間はどれくらいいるでしょうか?個別に聞けばそれぞれ読んだ人が結構いると思いますが、3冊全てを読んだという人はおそらくいないのではないでしょうか(調べていませんが)。

 

その3冊の知識を組み合わせることでオリジナリティのある情報を生み出せる可能性がある。

 

それは道端で声をかけた女性を自分の思うがままにマネジメントする方法かもしれないし、部下を魚に分類して競わせることでモチベーションアップさせる方法かもしれないし、さかなクンの物真似をしながら魚の知識を披露することで100%女を落とすナンパ法かもしれない。

 

まあ今挙げたのは適当ですw
私が限定的不合理の概念を使って「変な状況」を作り出したのは分かると思いますが、これも既存の本のタイトルを組み合わせることで新たに生み出された「変な状況」ですね。

 

私もこの3冊を読んだわけではありませんが、機会があれば読んでみたいとは思います。

 

世の中には無限に近い数の本があります。だから本 × 本 × 本 ×・・・といった具合に新たな知識をインストールして、あなただけのオリジナリティのある情報を生み出していけば「面白い文章」の引き出しは格段に増えると思います。

 

もちろん本だけでなく色々な文化に触れることが大事です。

 

ひたすらインプットをすることでレベルアップしていく自分を楽しめることが出来れば、それが好循環となってさらなるレベルアップを望むことが出来るでしょう。

 

ブログでの面白い文章の書き方のコツを教えるライティングクリエイト講座・番外編①「インプット」の話は以上です。

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