公務員の志望理由として最も多いのが
「給料が安定している」ということでしょう。

 

確かに、その給料が高いか安いかはともかくとして
毎月安定的に支払われますしボーナスも必ず出ます。

 

そして未だに年功序列制度を基にしているので
何もしなくても(と言うと語弊がありますが)
勤務年月に応じて自動的に給料が昇給していく
体たらくなシステムとなっております。

 

なので、いくら頑張っても頑張らなくても大して変わらないなら
頑張らなくてもいいやーという思考に陥るのは
ある意味当然と言えば当然なのかもしれません。

 

公務員に限らず、年功序列の昇給の組織に勤める人は
そうでしょうね。

 

「公務員は全体の奉仕者なのだから給料より国民のことを考えるべき」

 

という綺麗ごとだけでやっていける人はほとんどいません。

 

公務員だって勤め人ですから、頑張った時に見返りがなければ
モチベーションが維持できないのは当然のことです。

 

その点、頑張れば頑張るほど目に見えて結果が出てくるのが
ブログを使ったネットビジネスという分野であり、私が公務員という
「安定」を捨て去ってまでその身を投げ売った理由の一つは
そこにあります。

 

とまあ、ネットビジネスの良さを語る前に
公務員の給料について少し説明していきましょう。

 

公務員の昇給は人事評価による

公務員の給料というのは「俸給表」で決まっており
職員の立場によって俸給表のどこかに振り分けられます。

 

例えば総務省のホームページから拾ってきた
地方公務員の給料はこんな感じです。

地方公務員 俸給表

 

この表でいえば
1級の17号なら153,800円
2級の9号なら198.000円
という具合ですね。

 

今回は市役所の行政職を例に挙げましたが
他にも国家公務員の行政職、警察官、消防士なども
それぞれ俸給表があります。

 

この俸給表の位置が上の位になることが昇給というわけですが
それは1年間の勤務を通じた人事評価に応じて決まってきます。

人事評価はざっくり言うと

 

・大変良い
・良い
・普通
・悪い
・大変悪い

 

の5段階評価です。

 

便宜上5段階に分かれていますが、ほとんどの職員が
真ん中の「普通」の評価を受けます。

 

なぜなら公務員の仕事は執行者の裁量などありませんから
誰がやっても同じです。

というか人によって結果が変わってしまってはダメな類の仕事です。

 

住民票の写しを取得しに行ったらある時は手数料が300円かかったけど
またある時は200円にまけてくれた、なんてあってはならないですよね。

 

よほど特異な功績を残すとか
無断欠勤がひどいとかでない限り、
つまり普通に頑張っていれば「普通」の
評価が下されます。

 

そして「普通」の評価であれば俸給表で言うと
4号の昇給となります。

 

私自身は1級での俸給表からスタート(新任職員は皆ここから)
で、給料の月額で言うと6000円~8000円ほどの
昇給がありました。

 

年収でいえば10万円にも満たない昇給です。

 

これがいかにバカバカしいかってことなんですよ。

 

必死に頑張っても年間で10万円も収入が上がりません。

 

1年間365日のうち、土日が104日、祝日が15日、年末年始の休みを
考慮すると245日仕事をする、と考えられます。

1日8時間として245×8=1960時間。
しかも実質的には残業などしてますから、費やした時間は
2000時間は超えているでしょう。

2000時間使っても10万円も増えていないのです。

 

もちろん昇給などしなくても、労働した対価として
給料は発生しているわけですが、そんなことを
問題にしているのではありません。

 

もし同じ時間をブログの記事更新にでも費やしていれば
10万円じゃ効かない金額で年収が上がっているはずです。

 

ブログの記事はネット上の自動販売機と同じで
労力を費やせば費やすほど資産として構築されていきます。

 

この点が単なる労働とは性格が異なるところですね。

 

私からすると公務員の仕事に限らず、勤め人として
給料をもらうという行為は自転車操業に等しいです。

 

ケガや病気で働かなくなればとたんに収入もなくなりますからね。

 

 

一見安定しているように見えてそれほど安定しているとは
言えないのが給料をもらうサラリーマンなのです。

 

おまけに昇給も費やした時間の割にごくわずかしか見込めません。

 

こんなごくわずかの昇給を指をくわえて待っているくらいなら
自分で動いて自分で稼ぐ道を模索した方がずっと効率的
だと思いますね。

 

さて、よく言われているのが公務員の給料は
民間企業の平均と比較して高いということ。

 

しかし実はこれの仕組みというのは公務員の給料と
比較される民間企業の平均給料が非正規雇用の職員の
給料を含めたものなのです。

 

しかし公務員の給料は正規職員だけのものです。

 

当然、公務員の給料の方が高い、ということになりますね。

 

そもそも公務員の給料というのは国家公務員でも
地方公務員でも、民間企業の給料とそれほど差がつかないように
足並みを揃えているところがありますので
どんなに頑張っても民間の一流どころには勝てません。

 

まあ、給料が高い安いで公務員を選ぶことはあまり好ましくない
ことなので、やめておきましょう。

 

昇給が望めない公務員の仕事よりも
自分の資産になるような仕事をしたいものですね。

シェアしてくれたご恩は忘れるまで忘れません。