ライティングクリエイターの菊地です。

 

今回は記事タイトルに「伏字」を使うことがもたらすメリットやデメリットについて
考えてみたいと思います。

 

この伏字を使うことはよく効果的と言われていますが、
個人的にはメリットよりもデメリットのほうが勝つと思います。

 

そのことについて詳しくお話していきましょう。

伏字を使わない方が興味を引き付けられるケースがある

「いくら食べても太らない人の食生活は〇〇〇が違う!?」

 

こんな風に記事タイトルに伏字を使う意味はただ一つ

「読み手に『答えを知りたい!』と思わせて記事を読ませる」

ということにあります。

 

上記のもので伏字を使う理由は

「食べても太らない人の食生活の違いとは何か?」

という興味を引き出すことが目的です。

 

ただ、何でもかんでも伏字を使えば興味を引き出せるかというと
必ずしもそうではないと私は考えています。

 

なぜなら、伏字を使うより答えを明らかにした方が興味を引けるケースがあるからです。

 

例えば

 

「アフィリエイトで稼げない人は〇〇を考えるべき!」

「アフィリエイトで稼げない人はSEO対策を考えるべき!」

 

という二つの記事タイトルを比べれば、下記のものは

「SEO対策が重要とか当たり前のことじゃないか」

と思われる可能性が高いので、伏字にした方が
興味を引き付けられるかもしれません。

 

しかし

「アフィリエイトで稼げない人は”異性への告白の仕方”を考えるべき!」

 

こんな記事タイトルであったとしたら

「何故アフィリエイトと告白の仕方が関係するの?」

という興味を引き付けることが出来るので、
伏字にした記事タイトルを付けるよりも効果的です。

 

ここでポイントとなるのは読み手に対して

何故そうなるの?」

と「理由」を知りたがる興味を引き付けるということで、
伏字にすることではこれは出来ません。

 

答えを明らかにするからこそ「何故?」という興味が生まれるのです。

 

「何故そうなったか」という「理由に対する答え」を示唆するコピー(文章)が有効であることは
伝説のコピーライターであるジョン・ケープルズ著の「ザ・コピーライティング」にも記述があります。

 

そもそも「SEO対策」の方の記事タイトルであったとしても、
SEO対策に興味がある人であればむしろこちらの方をクリックする可能性が高いので
記事タイトルを伏字にすることが必ず有効とは言えないのです。

 

「数字」を検索している人に対しては伏字が有効?

「伏字を使った方が絶対に興味を引ける」

そう確信出来るのは

「数字」を知りたくて検索している人に対しての記事タイトル

ではないかと私は考えています。

 

「数字」というのは住所、電話番号、日付などの明確な答えが一つあるものですね。

 

こういったものは答えが一つしかない分

「それさえ知ってしまえば後はもう読む必要が無い」

と、答えを知った時点で読み手が興味を失ってしまうので
それ以上を読ませるためにはある程度の工夫が必要になってきます。

 

例えば

「山の日 日付」

という検索ワードで検索してきた人に対しては

「山の日は8月11日!」

という風に記事タイトルですでに答えを出してしまうと
それ以上の興味を引き出せずに読まれる可能性が低いので

「山の日は8月〇〇日!」

と伏字にした方が興味を引けるでしょう。

 

ただ、現実問題として「山の日 日付」で検索すると
8月11日という答えを記事タイトルですでに示しているものが多く、
伏字にしたところであえてそれを読もうという人は少ないと思います。

 

結局のところ、伏字にするのとは別の手段で興味を引かなければ意味は無いんですね。

「山の日が8月11日になった理由は?海の日との関係は?」

例えばこんな風に、日付だけでなく新たな興味を引き付けるような
記事タイトルにする必要があるでしょう。

 

これにも「理由」が含まれており「何故?」の興味を引き出せますね。

 

伏字を使うことはそれほどメリットが無い

記事タイトルの一部を伏字にすることで興味を引ける可能性はありますが
その部分を明らかにした方が

「何故?」

という興味を引ける可能性もあります。

 

そう考えると何でもかんでも伏字を使うことがメリットとなるわけではない
というのが分かると思います。

 

そればかりか、私は記事タイトルを伏字にすることのデメリットの方が大きいと考えています。

記事タイトルに伏字を使うデメリット

私が考える記事タイトルに伏字を使うことのデメリットは

 

  1. SEO対策で不利になる
  2. 記事内容のイメージが湧きにくくなる

 

ということです。それぞれ詳しく説明していきましょう。

①検索ワードが一つ減るためSEO対策に不利

例えば

「アフィリエイトで稼げない人の多くが勘違いしているSEO対策とは?」

 

この記事タイトルであれば

「アフィリエイト 稼げない SEO対策」

という検索ワードで訪問してくれる可能性があります。

 

これに対して

「アフィリエイトで稼げない人の多くは〇〇を勘違いしている!?」

という記事タイトルであれば、〇〇という所に入るキーワードを捨てて
無意味な字数埋めをしてしまうことになり、
その分の見込みアクセスを全て捨てることになります。

 

記事タイトルに伏字を使うのは興味を引かせてクリックさせることですが、
要するにその最終的な目的は

「アクセス数を増やすこと」

にあるはずです。

 

となると、伏字を使って見込みアクセスが減ってしまうというのは本末転倒ですね。

②記事内容のイメージが湧きにくくなる

記事タイトルから

「この記事を読んでみたい!」

という興味を引き出すためには、
相手に記事内容をイメージさせる必要があります。

 

これはヘッドコピーにおいても同じことが言えるのですが

「言い過ぎず、言わな過ぎない」

このちょうど良い距離感の記事タイトルこそが
最も興味を引き付けることが出来ます。

 

記事タイトルの一部を〇〇という伏字で隠すことは
そこに興味を引ける可能性がある一方で
透明性がなくなってイメージが湧きにくくなります。

 

せめてその伏字の部分がイメージできるような「取っ掛かり」となる
情報が示されていれば別ですが、文字数が限られている記事タイトルにおいて
それはほぼ不可能です。

 

これは伏字に限らず「ある〇〇」(ある方法)というタイトルを
付けた場合にも全く同じことが言えます。

 

③記事内容のハードルが上がる

〇〇という伏字で記事内容の肝心のポイントを隠した場合には、
その隠したポイントに対するハードルが上がります。

 

「わざわざもったいぶってるんだからさぞ凄い内容なんだろうな?」

 

こんな風に読み手に思わせるわけですね。

 

となるとそのポイントが記事ので明らかになった時に
その記事がよほど充実した内容でない限りは

「結局そんなことかよ」

と思わせてしまう可能性があるということです。

 

伏字を使うということは、逆に言えば

記事タイトルで明らかにしてしまうと読まれない可能性が高い

ということでもあると思うので、内容のハードルは格段に上がるでしょう。

伏字を使うことはメリットよりもデメリットの方が大きい

記事タイトルに伏字を使うことによるメリットとデメリットを考えて
それでもなおメリットの方が勝つなら伏字を使えばいいと思いますが、
個人的には

伏字のメリットはそれほど大きなものではなくデメリットの方が勝つ

と考えています。

 

コピーライティングについてある程度勉強していれば
生かせるケースもあるかもしれませんが、やはり伏字は
「検索ワードを減らす」ということが最大の懸念になります。

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